4月30日
授業
体育
さすがにオンライン体育は面白くはなかった。授業内容を200字以内で要約してレポートってなんだよお。先生がカメラの前で「みんなも一緒にー?」とか言いながら踊り続けるような狂気的な授業を期待していたので残念。いっそのことみんなでおかあさんといっしょ視聴するとかでよくないか?
中国語msm(2コマ連続)
メインについては後述「激闘の~」を参照。
他に面白かったことといえば一つは中国語での足し算をやった。「異言語で算数をする」というのはスーパー難しく、めちゃめちゃ苦労した。「2+3ができない離散生」とかいうパワーワードが生まれていたりした。おもろい。
あと茄子は中国語で「ちえず(qiezi)」と発音するらしく、写真をとるときには「1,2,3、茄子」というらしい。おもろい。どの国でも「チーズ」の響きはカメラとベストマッチなのだろうか。他言語履修者いたらおしえちくり。
ちなみにありがとナスは谢谢茄子ということになる。
激闘のブレイクアウトセッション
みなさんはZoomの「ブレイクアウトセッション」という機能をご存じだろうか。知らない人もいるだろうからこいつを簡単に説明するところから始めよう。
(ご存知の方は飛ばしてください。)
ブレイクアウトセッションとは
ブレイクアウトセッションは、簡単に言うと、Zoomの参加者を適当に少人数のグループに分けて、そのグループのメンバーだけの小部屋に参加者をぶち込む機能である。グループのメンバーや人数は主催者である先生が決めるので、我々生徒は受け入れることしかできない。グループワークやペアワークをするときに使われることが多いみたいである。
二人でどうしろと
さて今回の授業では、発音練習と称して二人組に分かれて生徒がブレイクアウトセッションにぶち込まれることになった。察しの良い方はお気づきだろうが、この二人組セッションというのはめちゃめちゃやばい。
三人組のセッションであれば他の二人に会話のメインを任せ残りの陰キャ自分は相槌を打つことでしんどい会話は回避できる。最悪三人が黙りこくっても、「残りの二人が悪い」的ななすりつけで罪悪感からは逃げることができる。
しかし、この点二人組というのはもうどうしようもない。自分が黙ったら会話は完全に止まるし、沈黙の責任はすべて自分にのしかかってくる。プレッシャーが桁違いなのだ。
もっときついこと
そんな中、さらにきついのは女子と同じ部屋にぶち込まれる可能性があることである。これが緊張感を百倍高める。男子校という監獄に六年収容された囚人がいきなり女子と10分間もの間、場をつなぐなんてのはもう限りなくムリゲーに近い。
そして今日の授業ではこの地獄のブレイクアウトセッションを三回もやらされた。とんでもない修行である。
しかし、結論から言うと僕はこの修行を乗り越えることができた。
入念な傾向と対策
実は僕は用意周到なので、こういう事態を見越して妹に対策を尋ねていたのである。
僕「女子とのしゃべりかたがわからへんのよね(cv.ミルクボーイ駒場)」
妹「今しゃべってるやないかい。私は女子よ?同じようにしゃべればいいのよ。女子ってそういうもんやねんから~(cv.ミルクボーイ内海)」
僕 (目から鱗)
なるほど。そういえば僕は毎日現役JKと当たり前のように会話をしている。そこら辺の共学陰キャもっさりボーイより実績としては「上」。案ずることなど何もなかったのである。
相方ガチャ
さて、とはいったものの本番いざブレイクアウトセッションの開始を告げられるとさすがの僕といえど緊張してしまう。まず小部屋に参加しその直後、相方の名前を確認する。ここでBPMは最高潮となる。個人的に「会話に簡単さ」で並べてみると、
SSR 陽キャ・男。なんかもうすべてが強い。あっちからどんどん話進めてくれるしこっちもそれについていけば自動で10分間が終わる。
SR よくしゃべるタイプのオタク。男。お互い模索しながら話をつないでいく。疲れるが、「十分会話をつなぎきった」という達成感は格別。終わった後は戦友みたいな感じになる。
R しゃべらないタイプのオタク。男。勇気を出して話を振ってみても一言二言で切られる。意外と全然存在しない。
N 女性全般。ハードモード。
みたいな感じになる。(別に人としてどうとか性別がどうとかそういう話ではないのでそこは勘弁してほしい。気持ちの問題。)ちなみに確率的にはNが一番低い。NORMALとは。
開戦
そして初回ガチャで僕はしっかり爆死をかましNORMAL、クラスメイトの女子を引いた。正直言うとめちゃくちゃ焦ったが、前日の対策会議を思い出すことでなんとか平静を装う。
本来、これは「発音練習」なので互いの発音を確認しあっておわるはずなのだが、10分という時間は普通に発音練習をすると余裕であまり、気まずさがマックスになる。重要なのはいかに場をつなぎ切る発音練習の方法を瞬時に提案するか、ということである。
永遠
そこで、ミルクボーイ内海の言葉を思い出し冷静さを少し取り戻した僕は、「片方が中国語で数字を発音し、もう片方がその数字をこたえる」というクイズ形式を提案した。天才である。クイズならば無限に続くのだ。クイズに終わりはない。クイズは永遠である。
こうして相方のクラスメイトとの発音練習は非常に順調に進んだ。わからないところを確認したり、発音を訂正してみたりとしっかり「発音練習」に専念できたのだ。
「これは成功した。。。」そう思いながらクイズを続けていると残り一分との通知が来た。時間的にこれがラスト一問。出題は僕である。これを乗り越えれば僕の勝利となる。
最後のたたかい
すると、相手は「ここはセンスが問われるよ?」と言ってきた。なるほど、僕を試そうというわけか。いいだろう。「センス」とはなんなのかを教えてやる。内心めちゃくちゃ焦りながらも僕は尋ねる数字を考えた。そして質問をひねりだす。
僕「ba shi ba」
相手「88!」
そう、88は通称「エンジェルナンバー」。意味は「豊かさがあなたのもとにやってくる」。
オッシャレェェェェェェ!
こうして激闘のブレイクアウトセッションは幕を閉じた。
自学
気づき
昨日、このブログをTwitterがわりに用いることで時間の有効活用を図りたい的な趣旨の発言をしたが、よくよく考えてみると、Twitterに吸われる時間の多くは無心でタイムラインを更新する時間であった。そしてその時間はこのブログを始めたところで減るはずもなかった。なんともむなしい。まあしかし、短文でポンポン投稿していくよりは、まとめて文章を書いていったほうが教育的には良さそうだし、とりあえずしばらくは続けてみようと思う。
そういえば昨日はTwitter5周年記念日であった。五年もの月日を奴と共にしていると思うと無駄な愛着がわいてくるもので、なかなか今後もやめていくことはできそうにない。先日、自分の過去ツイが見たくなって、全ツイート履歴のデータ申請を行った。五年も前となると今とは全然違うしかなり面白かった。こんなこと考えてたんだあみたいな素直な驚きもある。日記とか過去ツイとかってたまに読み返すと面白かったりするんだよね。黒歴史として闇に葬ってしまえばそれまでだけど。
そんなわけで、明日も頑張りましょう。おやすみ。